
・「インナーカラーは色落ちしやすい」って本当?
・色落ちをキレイに(色持ちを良く)する方法はある?
・根本のリタッチが伸びたらどうしたら良い??

ナイス質問です!!
このブログでは、これらについて解説します。↓
・インナーカラーの色落ちとリタッチについて
・インナーカラーを長く楽しむポイント
・インナーカラーに染めた
・もしくは、これから染める
・アフターケアについて知りたい
これらの人は必見です!!
インナーカラーは色落ちしやすいって本当?
コントラストがあって超イケてる『インナーカラー』
僕も大好きなスタイルです。↓

まずは「インナーカラーは色落ちしやすい?」という件から解説していきますね!!
結論→入れる色による
インナーカラーの色落ちは、入れる色(や染め方)によりますが、残念ながら、染めて数日で色落ちしてしまうケースもあります…。
だからこそ、どんな色が色落ちしやすいか?どんな色は色持ちが良いのか?を把握しておく必要があります。(※これは、インナーカラーに限らずに重要なことです。)
色落ちの目安は「1週間〜1ヶ月」
ざっくりまとめると、色持ちの目安は「1週間〜1ヶ月」です。
(数日で色落ちするケースもあると言いましたが、そのようなレアケースを除いています。)
例えば『3日間しか持たない』とか、『2ヶ月も色持ちした』なんて場合もありますが、多くの場合は「1週間〜1ヶ月」で色落ちするというのを目安にしておくと良いでしょう。
色落ちしやすい色、色落ちしにくい色
これらを超ざっくり分けると、こんな感じです。↓
色落ちしやすい
色落ちしにくい
「青系」より「赤系」の方が色持ちが良い可能性が高いです。
(※もちろん、染め方や髪の状態にもよります。)
色落ちの変化が少ない
色落ちの変化が少ない色もあります。
例えば。↓
これらは、色落ちの幅が少ないので、染めたてから色落ち後までの色の変化がかなり少ないです。
ちなみに「ブリーチなし」のインナーカラーはベースがそこまで明るくならないので、あまり濃い色素を入れない場合が多く、色落ち変化が少ない傾向があります。
「ブリーチだけ」のインナーカラーなら、色落ちする色が、そもそも入っていないので(笑)どれだけ時間が経っても色落ちはしません。
色落ちが早い原因は…。
インナーカラーは(普通の全体カラーと比較して)色落ちが早いと言われる事があります。
その理由(原因)は色々ありますが、主なものを紹介していきます。
原因①「ブリーチで髪の負担が大きい」
インナーカラーは「ブリーチあり」のケースが大半ですが、ブリーチして髪のダメージが大きくなっていると、色持ちは悪くなる傾向があります。
髪の毛は自分で補修する力が無く、一度出たダメージは消えないので、いかにダメージを抑えながらブリーチ出来るか?が重要になります。
原因②「ブリーチが甘い」
ブリーチは回数が多くなるほど、髪の負担は大きくなりますが、色落ちはどんどん綺麗になっていきます。
ブリーチ回数と色落ち後の色を比較してみましょう!!
ブリーチ1回の色落ち↓

ブリーチ2回の色落ち↓

ブリーチ3回の色落ち↓

全て色落ちした後ではありますが、ブリーチ回数が多いほど「黄ばみ」が少なく、綺麗なブロンドっぽくなっているのが分かります。(※あくまでも目安です。)
こちらは、髪の明るさ(トーン)を表したチャートです。↓

ブリーチ1回だと14トーン(左下の赤丸)くらいまで明るくなりますが、かなり金髪感があるので、ブリーチ1回の場合は、特に「色落ちした感」が気になるかと思います。
原因③「ブリーチ直後のカラーだから」
インナーカラーは「ブリーチあり」が基本とお伝えしましたが、ブリーチした直後のヘアカラーは色落ちが早い傾向があります。
ブリーチでアルカリに傾いた髪の毛は、カラー剤だけで染めたより、色落ちが早くなってしまいます…。
原因④「明るく(薄く)入れている」
「入れる色」によって、色持ちが異なるとお伝えしましたが「入れる濃さ」によっても全然違います。
ただ、インナーカラーだと明るめ(色素薄め)の色が人気だったりします。
こんな感じ↓

ぶっちゃけ、僕自身も、せっかくインナーカラーをするなら、色素が薄い(明るめの)カラーの方がカワイイと思いますが、明るければ明るいほど、色落ちは早くなってしまいます…。
原因⑤「染めた後のケアが悪い」
インナーカラーの色落ちが早い原因の最後は、染めた後のケア(アフターケア)が悪いケースです。
アフターケアをしないと、色落ちはかなり早くなりますので、せっかく染めるなら、しっかりケアして、色落ちの過程も楽しんでいきましょう。(※アフターケアについては、後ほど詳しく紹介します。)
インナーカラーの色落ちが早いと言われる原因
①ブリーチで髪の負担が大きい
② ブリーチが甘い
③ブリーチ直後のカラーだから
④明るく(薄く)入れている
⑤染めた後のケアが悪い
ぶっちゃけ、色落ちしても可愛い!?
ここまで「インナーカラーは色落ちが早い」とお話ししてきました。
しかーーーーーし!!!
ぶっちゃけ、インナーカラーは色落ちしてもカワイイです。
というより、色落ちまで可愛くすることも可能です!!
染め方次第では、色落ち後もこんな感じになります。↓

ここまでカワイイ色落ちなら、むしろ色落ちしていく過程も含めて楽しむことが出来ちゃいます!!
インナーカラーを長持ち(色落ちをキレイに)させる「4つのポイント」
とはいえ、せっかくインナーカラーに染めるなら、入れた色を長持ちさせたい(色落ちをキレイにしたい)と思います。
という事で、次は、インナーカラーを長持ち(きれいに色落ち)させるコツを紹介していきます。
①【濃いめに染める】
ヘアカラーは、色落ちするのを予想して、濃いめに染めておくのがオススメです。
※これは、インナーカラーに限らずです。
理想より濃いめ(暗め)にしておくと、色落ちしていく過程を楽しむ「心の余裕」が生まれます。
②【そもそも色落ちしにくい色を選ぶ】
これらを上で比較しましたが、色落ちしにくい(もしくは色落ちが目立ちにくい)色を選ぶというのも重要です。
自分がやりたいインナーカラーは色落ちが早いのかどうか?染める前に、美容師さんに確認しておくのも良いでしょう。
③【色落ちリスクをとことん避ける】
ヘアカラーの色落ちリスクは、日常の至るところに隠れています。
例えば↓
これらは色落ちを早めるだけでなく、髪が痛む原因にもなるので、可能な限り、避けるようにしましょう。
④【カラーシャンプー(トリートメント)は絶対】
色持ちを良く、色落ちを綺麗にしたいなら、絶対に使うべきなのが、ヘアカラー用のシャンプー「カラーシャンプー」です。
カラーシャンプーを使うメリットはこちら↓
インナーカラー以外でも、ヘアカラーをするなら、絶対使うべきです。(ブリーチありの場合は特に。)
インナーカラーの色持ちを良く(色落ちをキレイに)する「4つのポイント」
①濃いめに染める
②そもそも色落ちしにくい色を選ぶ
③色落ちリスクをとことん避ける
④カラーシャンプー(トリートメント)は絶対
インナーカラーにカラーシャンプーはどう使う?

カラーシャンプーが必須なのは分かりましたけど、インナーカラーの場合はどうやって(何色を?)使えば良いんですか??

それでは、次は【インナーカラーしている時のカラーシャンプーの使い方(選び方)】を解説していきます。
【黒髪ベース】のカラーシャンプーの使い方
まず、大切になるのが、インナーカラー以外の髪色です。
表面が何色なのか?によって、最適なカラーシャンプーは異なります。
具体的にいうと、ベースが黒髪ならインナーカラーに最適な色を選ぶだけでOKです。
例えば↓
ただ、メーカーによっても、微妙に色が異なるので、自分に合うカラーシャンプー探しを楽しんでみてください。
僕のオススメはこちら。↓
【ハイトーンベース】のカラーシャンプーの使い方
インナー以外(表面)の部分が明るい場合は、逆効果になってしまうケースもあるので、美容師の判断に従うのが1番です。
心配なら、カラーケアシャンプーが良いかも。
カラーケアシャンプーは、色みは入ってないけど、色落ちを抑えてくれる(マイルドな)シャンプーです。
参考までに、僕のオススメはこちら。↓
とはいえ、根本(リタッチ)は伸びる
ここまで、インナーカラーの色持ちを良くする方法を紹介してきましたが、残念ながら、いくら毛先をケアしても、根本のリタッチ(黒髪)は、少しずつ生えてきます。

という事で、次は【インナーカラーとリタッチ】の関係についてお話ししていきます。
リタッチは半年くらい放置してもOK?

「インナーカラーは半年くらい放置しても大丈夫」って聞いたけど本当?

インナーカラーは内側に隠れるので(普通のカラーより)リタッチが気になりにくいというメリットがあります。
そして、髪の毛が伸びるスピードは「1ヶ月に1センチくらい」と言われています。

てことは、半年放置すると、約6センチくらい、リタッチが伸びるってことですね。

正解です!!
リタッチが6センチは結構長いので、半年放置するのは、あまり現実的とは言えません、、、。
最長でも「2ヶ月」が目安
では、どれくらいの期間でリタッチが良いかと言うと、2ヶ月に1回くらいが目安です。
もちろん、入れる色やベースの明るさにもよりますが、2センチくらい伸びたら、結構気になってくるかと思いますので、各月ペースで染めるくらいが良いかと思います。
表面のカラーが気になる人は「月1」が目安
ただ、表面もカラーしている(もしくは白髪がある)人は、さすがに2ヶ月は我慢できないかもですので、その場合は1ヶ月に1回(月一ペース)がオススメです。
もちろん、こまめにカラーした方が、綺麗な状態を保てるので(楽しみながら)月一ペースで美容院に通うようにしましょう。
リタッチが伸びたらどうする…?
インナーカラーのリタッチが伸びてきた時の対応は、ざっくり3つです。↓
- リタッチする
- リタッチ+オンカラーをする
- オンカラーだけする
通常通り、リタッチする方法(①)
リタッチをブリーチした後、色も入れる、いわゆるダブルカラー(②)
根本のリタッチは無視して、毛先だけ色を入れる方法(③)

特に、短期間だけインナーカラーを楽しみたい人は、③リタッチせずに、色落ちした毛先だけ色を入れるという方法もありでしょう。
インナーカラーに飽きたら?辞めたい時の染め方は?

インナーカラーに飽きて、普通に戻したい場合はどうしたら良いですか?

そんな場合は、この3つの方法があります。↓
- 表面を明るくする
- インナー部分を暗くする
- グラデーションとして生かす
インナーに合わせて、表面も明るくする方法(①)
逆に、インナーカラーを表面に合わせて暗くする方法(②)
そして、上で紹介したように、根本リタッチはせずに、毛先だけ色を入れ続けて、グラデーションで伸ばし、カットして無くすという長期戦(③)

要するに、何が言いたいかというと…。
インナーカラーは元に戻す事も出来るので、ご安心ください。
ブリーチ部分は黒染めが必要!?
ちなみに、インナー(もしくは全体)をブリーチしている場合は、黒染めをしないといけない場合もあります。
ある程度暗ければ良い(真っ黒じゃ無くても良い)なら濃いめのカラーで問題ないですが、黒髪に戻さなければいけない時は、黒染めが必須になりますので、注意しましょう。
セルフでリタッチは危険?
最後に、絶対にやめてほしい事をお伝えしておきます。
それは、、、、。
インナーカラーの根本が伸びたからといって、セルフでリタッチする事です。
色ムラがヤバくなるだけでなく、市販薬によって、髪のダメージが大きくなるので、絶対に辞めましょう。
それなら、美容院に行く期間が1ヶ月伸びる方がマシです!!

上でも紹介したとおり、髪の毛は、自分で再生能力がないので、可能な限りダメージを出さないように染めていきましょう。
インナーカラーは「しっかりケア」して、長くキレイに楽しもう
今回は【インナーカラーの色落ち、リタッチ】について解説してきました。
せっかくインナーカラーをするから、染めた後のケアもしっかりして、綺麗な状態をキープしていきましょう!!
という事で、最後に宣伝です。笑
インナーカラーにチャレンジしたい(もしくは既にチャレンジしている)人で、表参道までご来店可能な人は、こちらからLINEください。↓
初回のご来店なら30%offです!!
ぜひ、皆様のご来店お待ちしております。

最後に宣伝、失礼しました。笑
いずれにせよ、このブログを読んでくれた皆様の髪が綺麗なインナーカラーをキープできる事を願っております。
それではまた!!
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